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株式会社ヤマト

ヤマトバックス バイク⑧ 激走編2

更新日:2023年1月16日

第1回スワコエイトピークストライアスロン大会参戦記

ヤマトバックス バイク⑧ 激走編2




お疲れ様です、自動機課CNC係の林です。


トゥアンから計測用のアンクルバンドとGPS、そして熱いヤマトバックス魂を引き継ぎ、ついにバイクスタートだ!!



ラックよりバイクを取り出しスタート位置へ向かう。


トランジションエリアの出口付近には、関監督と栗原の姿が見える。


緊張の乗車ラインが近づく!



バイクパートでは、トランジションエリアを出て、乗車ラインを越えるまでは、バイクに乗る事はできない。


そして、ラインを越えたあとは、ジャンプして乗車!


ロードバイク 飛び乗り

安田大サーカスの安田団長のYouTubeなどを参考に、練習しようと思いましたが、たぶんこれ100%絶対無理( ;∀;)


なので、ガチ勢の皆様の邪魔だけはしないように、乗車ラインを越えた後も、しばらくバイクを押して進み、支障なさそうな場所で乗り込むぞ!


飛び乗りは無理だけど、片足をペダルに乗せて、ケンケンと進みヒラリと乗り込むやつなら、愛車のガチャピンチャリでさんざんやってるから大丈夫だ(o^―^o)



作戦通り乗車ラインを越えて邪魔にならなさそうなエリアを探す。


しかし以外な事に、皆さんバイクを止めてゆっくりとトップチューブにまたがってスタートする、割と基本的な乗り方でいらっしゃる(;・∀・)


乗車ライン付近はかなりの混雑だ。

後方からも次々と選手がやってくる。


元々開けた場所まで押していく予定だったので慌てずに済んだ。



前方のバイクの速度を見ながら、ケンケンで追走しつつ乗車の機会を待つ。

速度が安定したのを確認し、右足で大地を蹴り、バイクにまたがった瞬間。

一瞬視線を足元に落としたその時だった。



「止まらないでくださーい!」



後方から聞こえた審判員さんの声に慌てて前方を確認すると。


危ない!!


前方のバイクが右に緊急回避したその先に、バイクが停車している(◎_◎;)


審判員さんの声かけが無ければ、視認が遅れて最悪の事態もあったかもしれない。


ありがとう審判員さん!おかげで命拾いしました!


しかし、咄嗟に回避したが、後方確認する余裕はなかった💦


後方から、別のバイクの追い越しが無かった事はただのラッキーだ。


気を引き締めないと・・(;’∀’)



その時の様子がこちら!



まさかのスタートから10メートルでリタイアをなんとか回避し、シューズをペダルにセット!


急激に上がった心拍と、緊張した筋肉が心配だが、しばらく続くコーナーが多い区間を使って落ち着こう。


アップは十分にしたつもりだが、あまり初めから飛ばしすぎないように気を付けて行くぜ!


そう思っていたが、意外と他のバイクのペースが遅めだ。


早いバイクは逆にとんでもないスピードなので全くついて行けないが、遅いバイクはかなりゆっくりだ。


スイムの直後だし、回復しながら走っているのだろう。


そして後半でちゃんと巻き返すレースプランだと思われる。


ここはリレーのメリットを活かし、初めからある程度のペースで行きたい。


逆に自分には後半で巻き返す力はないのだ!


だが遅いとはいえ追い抜くには少しキツイ。


ドラフティングルールにより、追い抜きの時間制限があるからだ。



迷うところだが、この後は続々と早い選手が追いついてくるし、通勤バイパスでは道幅が狭くなり、渋滞の可能性アリだ。


行けるところで行っとかないと、タイムオーバーになってしまう。


意を決して、追い抜きを行い、予定のペースに速度を上げていく。


順調に体も温まってきている気がするぜ!



釜口水門では、本コース最初の短い登りがある。


車道から90度に左折して、水門の上を通るルートの為、しっかりと減速して軽いギアに変速してから突入する。


坂の途中、リアギアを変速しようとした時、操作が長押しになってしまったようで、フロントギアがアウターに入ってしまった💦


坂の途中でギアがいきなり重くなってしまったのだ(;’’∀’’)



これはキツイ!



立ち漕ぎで減速しすぎないようにバランスを取りつつ、フロントをインナーに戻す。

無事に登りきれたが、レース終盤でこんな事したら足が終わってしまう(;^ω^)


気を付けないと・・💦



釜口水門を越え、岡谷の湊(みなと)地区に入ると、道が広くなり走りやすくなる。


ここから通勤バイパスまでの区間で、出来るだけ貯金を作らないと完走できない!


軽快にペダルを回し、しばらくすると自分自身の異変に気が付く。




足攣りそう・・




ふくらはぎが攣りそうになっている!!


しかも両足・・・


まだ8キロくらいしか走ってないんですけど・・・(;^ω^)


昨日覚えたばかりの用語が頭をよぎる。



DNF

Do Not Finish つまり・・・リタイヤだ・・・



スタート時のトラブルの影響か。


追い抜き時の加速の負荷か。


シフトミスによる負荷か。

30℃を超える暑さのせいか。


初レースというプレッシャーのせいか。



原因ありすぎて笑えない。


このままDNFなのか!?


バイク激走編3に続きます!!










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